沈み逝くもの RSS



ピエール中野さん

  10代の頃、兄貴と組んでいたバンド(兄貴Vo、私Gt)で活動中、埼玉のライブハウスのイベントに招かれ、演奏したとき、中野さんと知りあった。   当時から手数足数が凄いと有名で、生でライブを見たときは圧倒された。一緒に出演した人たちのなかで群を抜いていた。 中野さんと友人と3人で埼玉の庄屋で呑んだのは今でも鮮明に覚えいる。中野さんはほとんど下ネタしか言ってなかった笑   そして、時間が流れ、中野さんを改めて知ったときにはものすごく遠い存在になっていた。「凛として時雨」の音楽は知っていた。強烈だった。そのドラマーがあの中野さんだと一致するのに時間がかかった。ドラムマガジンの表紙から、こちらを睨んでくる目は、埼玉の居酒屋で、時々鋭い目をしていた中野さんと同じだった。 近くにいた存在が遠い存在になり、未だ何にもなれていない自分……、そんなことを考えても仕方ないことだし、恐れ多いことはわかっていたけど……、正直、悔しかった。 そのときの悔しさと「凛として時雨」の音楽をはじめて聴いた時の衝撃を、中野さんのために作ったTシャツに詰め込んだ。

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こだわり

  沈みオリジナルシャツは男女共にゆったりと着てもらえるように、シルエットを調整しデザインしました。生地は春夏には軽く羽織れるよう、秋冬にはインナーとして活躍できるよう、柔らかい綿を使用しています。 丈はフロントとバックで長さを変え、下に染めTシャツを着ていただくとフロント下部からTシャツの色がのぞくように作られています。過去発表したペイントTシャツや染めTシャツとぜひあわせて着用ください。 一番こだわったのはシャツ側面のスリットです。ポケットに手を入れやすいようスリットの長さ形にはこだわりました。 元々は染めシャツ「沈み」とパンツ「静み」のみの発表予定だったのが「染めシャツに沈みのもう一つの特徴のペイントを入れるべきだ!」と兄から言われ(僕はペイントなしで行く予定でした)散々ケンカし、結果ペイントシャツを一枚作成して、シャツ計2種類の発表となりました。ペイントシャツも自信作でございます! 注文受付期間も残り少なくなってきました。 まだまだご注文お待ちしております!!

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2020年

  みなさま、明けましておめでとうございます。   2019年は嬉野市とのお茶染め企画や夏コレクション、そしてメインラインとは別に「沈み|Noah’s Arc」「沈み | VINTAGE」「沈み|REBORN」の発表など、挑戦の年でした。 たくさんの方と出会い、支えられ、ここまで来ることができました。まだまだ沈みは成長していきたいと思います。 2020年のあらたな発表作品もすでに進んでおります。 僕たちの新たなメッセージを、今年もたくさんお届けしたいと思います。   今年も「沈み | shizumi 」をよろしくお願い致します。   2020年1月の朝に 代表 伊豆味俊

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誰かの真似

  誰かの真似をするというのは大事だと思う。   あんな風になりたいなど始めるきっかけなんてなんでもいい。だけど同じことをしても全く同じにはならない。もし同じになってしまうなら「その人らしさ」が、まだ上手く育っていないんだと思う。おんなじものを身につけて、おんなじ髪型をしていても、目立つ人は目立つ。それは生まれ持った容姿とか、そういうことではなく、自分の中にあるもののあらわれだと思う。   そこを鍛えるためにまた真似て、失敗して、また真似て、驚嘆して、嫉妬して、また真似て、傷ついて。 どんなに真似ても出てしまう「自分らしさ」に嫌気がさし、消してしまいたいと願うほど、呪われたなら、何を真似てももう自分しか出てこない。   僕の作品を真似してもらえるような、そんな強烈な作品を沈み【shizumi】で生み出していきたいと思う。

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沈み×嬉野

  僕が初めて嬉野を訪れたのは、結婚の挨拶に妻の両親に会いにいったとき。   高速バスを降りて最初に吸った嬉野の空気はよく澄んでいた。 妻の両親はあたたかく僕を迎えてくれ、僕たちは家族になった。そして、昼夜問わず町の人々と飲み歩いた。どこへいっても歓迎された。 もちろん日本三代美肌の湯で有名な温泉も、伝統ある嬉野茶も素晴らしい。でも僕の体に一番染み込んだのは、この町の人々のあたたかさだ。 なぜこの町を僕は知らなかったのだろう。もっと知ってもらいたい。自然とそう考えるようになった。それがはじまりだった。   嬉野茶による美しいお茶染めと出会い、自分の染めに取り入れるのにずいぶん苦労した。お茶だけでは思いの色が出せず、嬉野温泉水を使わせてもらった。 かなりいいものが完成した。 この作品を通して多くの人が嬉野を知ってくれたら、と心から願う。   是非みなさま、あたたかく、やさしい町、嬉野を訪れてみてください。 協力してくださった全てのみなさんに感謝します。

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